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目を閉じた時に見える色の正体とは?目や脳の不思議な現象を解説

目

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【目を閉じた時に見える色の正体とは?目や脳の不思議な現象を解説】

 

こんにちは、今日は、目をつぶったときに見える色のついた光のようなものの正体についてお話ししましょう。私たちは、目を閉じると当然ながら何も見えなくなりますが、完全な暗闇にはならず、まぶたの裏にさまざまな色が見えます。これは一体何なのでしょうか?今回は、この現象の原因と種類について解説します。

 

【目を閉じたときに見える色の正体】

 

目を閉じたときに見える色の正体には大きく分けて2種類あります。

 

- まぶたを通り抜けた光から感じられる色


  - これは、日中や明るい部屋の中で目を閉じた時に見える色です。まぶたには多くの血管が通っているので、明るい場所で目を閉じると血の色と同じ赤みがかった色が見えます。これは外界から来る光がまぶたを透過して網膜に届くことで起こります。網膜は、眼の奥にある光を感知するセンサーの役割を担っています。


- 網膜から発せられる信号から感じられる色


  - これは、明かりがない暗い部屋の中で目を閉じた時に見える、さまざまな色のちらつきや、光るもやのようなものです。これは外界から来る光ではなく、網膜自体が発する信号によって起こります。網膜は、物を見ていない時も活動しており、絶えずさまざまな光や色の信号を脳に送っています。脳はこの信号を受け取り、光や色として解釈します。この現象は「眼閃」と呼ばれています。

 

【眼閃とは何か?】

 

眼閃とは、外界に対応する光源がないにもかかわらず、チカチカする光、明滅する光、または光の線が見えるように感じる現象です。眼閃は網膜が健康な人でも発生する正常な現象ですが、その原因やメカニズムは完全には解明されていません。

 

眼閃が起こる原因として考えられているものは以下のようなものです。

 

- 網膜内部の神経細胞や血管から発せられる電気信号

 

 - 網膜内部には多くの神経細胞や血管があります。これらは物理的な刺激や化学的な変化によって電気信号を発します。例えば、目を擦ったりこすったりした時や血圧が変動した時などです。この電気信号が網膜から脳へ伝わり、光視症として感じられます。

- 硝子体から発せられる光


  - 硝子体とは、眼球の中にあるゼリー状の物質です。硝子体は、水分やコラーゲンなどで構成されていますが、加齢や病気などによって硬化したり、繊維化したり、液化したりすることがあります。

 

このとき、硝子体の中に小さな塊や糸状のものができます。これらは光を反射したり屈折したりすることで、目に入る光を遮ったり歪めたりします。その結果、目を閉じた時にも光の点や線や輪が見えるように感じます。これは「飛蚊症」と呼ばれています。


- 脳内の活動から発せられる信号


  - 脳は、私たちが目を閉じている時も活発に働いています。脳は、記憶や想像力や感情などを処理することで、さまざまな信号を発します。これらの信号は、視覚野と呼ばれる脳の部分にも届きます。

 

視覚野は、目から来る光の信号を解析して映像として認識する役割を担っていますが、目から来る光の信号がない時でも、脳内から来る信号を映像として解釈することがあります。そのため、目を閉じた時にも色や形や動きが見えるように感じます。これは「幻視」と呼ばれています。

 

【眼閃の種類と特徴】

 

眼閃は、見える色や形や動きなどによってさまざまな種類に分けられます 。以下に、代表的な眼閃の種類と特徴を紹介します。

 

- フォスフェン


  - フォスフェンとは、目を擦ったりこすったりした時や強い光を見た後に見える色のついた光のようなものです。これは、物理的な刺激によって網膜が刺激されて発する電気信号が原因です。フォスフェンは一般的に円形や楕円形であり、赤や青や黄色などの色が見えます。フォスフェンは数秒から数分で消えます。


- 飛蚊症


  - 飛蚊症とは、目を動かした時や明るい背景を見た時に見える黒い点や線や輪のようなものです。これは、硝子体の中にできた小さな塊や糸状のものが光を遮ったり歪めたりすることで起こります。飛蚊症は一般的に黒くて不透明であり、目を動かすと一緒に動きます。飛蚊症は加齢や近視などで起こりやすくなります。


- 幻視


  - 幻視とは、目を閉じた時に見える色や形や動きのあるものです。これは、脳内から発せられる信号が視覚野に届いて映像として解釈されることで起こります。幻視は一般的に色鮮やかで透明であり、さまざまな形や動きが見えます。幻視は夢や想像力や感情などに影響されることがあります。

 

目

メラトニン...

 

【まとめ】

 

以上のように、目を閉じた時に見える色の正体には大きく分けて2種類あります。それぞれには異なる原因と特徴があります。目を閉じた時に見える色は、私たちの目や脳の働きを知る上で興味深い現象です。

 

しかし、目を閉じた時に見える色が異常に強かったり、持続したり、視野を遮ったりする場合は、眼科や神経科などの医師に相談することが必要です。目や脳の病気のサインである可能性があります。

 

今回の記事では、目を閉じた時に見える色の正体について解説しました。私たちは日常的に目を閉じることがありますが、その時に見える色は私たちの目や脳の不思議な現象を示しています。目を閉じた時に見える色に注目してみると、新たな発見や感動があるかもしれません。では、次回の記事でお会いしましょう。さようなら!

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