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Photoshopのタイポグラフィとは?基本のルール・テクニックを紹介

タイポグラフィ

 

Photoshopタイポグラフィとは?基本のルール・テクニックを紹介

 

Photoshopとは、画像編集やグラフィックデザインに広く使われるソフトウェアです。Photoshopでは、写真やイラストだけでなく、文字も自由に加工できます。文字をデザインする技術や手法をタイポグラフィと呼びます。

 

タイポグラフィは、文章を読みやすく美しく見せるだけでなく、文字自体をデザインの要素として活用することができます。

 

 

この記事では、Photoshopタイポグラフィを作る方法やデザイン例、学習方法などを紹介します。Photoshop初心者の方でも分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

タイポグラフィとは?

 

タイポグラフィとは、文字や文章を読みやすく、または美しく見せるための技術です。タイポグラフィには、以下の2つの意味があります。

 

  • 文字や文章を読みやすく見せるための技術
  • 文字をデザイン要素として用いる手法

 

文字や文章を読みやすく見せるための技術とは、文字のサイズや色、フォント(書体)、行間(行送り)、字間(字送り)、配置などを調整することです。これらの要素は、文章の内容や目的に応じて変えることができます。

 

例えば、見出しやキャッチコピーなどは大きく目立つようにし、本文などは小さくても読みやすいようにします。また、フォントも文章の雰囲気や印象に合わせて選びます。

 

例えば、正式な文書なら明朝体やゴシック体などのシンプルなフォントを使い、ポップなデザインなら丸みのあるフォントや装飾的なフォントを使います。

 

文字をデザイン要素として用いる手法とは、文字そのものに色や形、模様などを加えたり、写真やイラストと組み合わせたりすることです。これらの手法は、文字に個性や表現力を与えることができます。

 

例えば、文字にグラデーションや影をつけたり、文字を歪めたり回転させたりすることで立体感や動きを出すことができます。また、文字に写真やイラストを重ねたり切り抜いたりすることで視覚的な効果を出すことができます。

 

Photoshopタイポグラフィを作る方法

 

Photoshopでは、様々なツールや機能を使ってタイポグラフィを作ることができます。ここでは、基本的な方法から応用的な方法まで順番に紹介します。

 

文字を入力する

 

まずは、Photoshopで文字を入力する方法から見ていきましょう。Photoshopでは、「横書き文字ツール」または「縦書き文字ツール」を使って文字を入力できます。これらのツールはツールバーの左側にあります。

 

「横書き文字ツール」は「T」のアイコン、「縦書き文字ツール」は「T」が縦に回転したアイコンです。

 

文字ツールを選択したら、キャンバス上でクリックして文字を入力します。文字を入力すると、レイヤーパネルに「テキストレイヤー」というレイヤーが作成されます。

 

テキストレイヤーは、文字の内容やプロパティを変更できるレイヤーです。テキストレイヤーは、レイヤーパネルで「T」のアイコンが表示されます。

 

文字を入力したら、オプションバーで文字のプロパティを設定できます。オプションバーは、メニューバーの下にあるバーです。オプションバーでは、以下のプロパティを設定できます。

 

  • フォント:文字の書体を選択できます。Photoshopには標準で多数のフォントが用意されていますが、自分でフォントを追加することもできます。

 

  • フォントスタイル:文字の太さや傾きなどを選択できます。フォントによって選択できるスタイルは異なります。

 

  • フォントサイズ:文字の大きさを指定できます。単位はピクセルやポイントなどから選べます。

 

  • カラー:文字の色を指定できます。カラーピッカーやスウォッチから色を選べます。

 

  • 水平方向に揃える:文字の水平方向の位置を左寄せ、中央寄せ、右寄せから選べます。

 

  • 垂直方向に揃える:文字の垂直方向の位置を上寄せ、中央寄せ、下寄せから選べます。

 

  • ワープテキスト:文字に歪みや曲がりをつけることができます。スタイルや曲率などを調整できます。

 

文字を変形する

 

次に、Photoshopで文字を変形する方法を見ていきましょう。Photoshopでは、「変形」や「パス」などの機能を使って文字の形や位置を自由に変えることができます。

 

変形

 

変形とは、文字の大きさや角度、比率などを変えることです。変形するには、以下の手順に従います。

 

  1. レイヤーパネルでテキストレイヤーを右クリックし、「スマートオブジェクトに変換」を選びます。スマートオブジェクトとは、画像やテキストなどのデータを保護しながら加工できる機能です。

  2. メニューバーから「編集」→「変形」→「自由な形に」または「透視投影」などの変形方法を選びます。「自由な形に」は四隅を自由に動かせる変形方法です。「透視投影」は奥行き感を出すことができる変形方法です。

  3. キャンバス上で四隅や中心点などをドラッグして変形します。シフトキーを押しながらドラッグすると比率が保たれます。コントロールキー(Macではコマンドキー)を押しながらドラッグすると角度が変わります。

  4. 変形が終わったらエンターキー(Macではリターンキー)で確定します。

パス

 

パスとは、線や曲線などの軌跡です。パスに沿って文字を配置することができます。

 

パスに沿って文字を配置するには、以下の手順に従います。

 

  1. ツールバーから「ペンツール」または「カスタムシェイプツール」などのパス作成ツールを選びます。「ペンツール」は自由に曲線を描くことができるツールです。「カスタムシェイプツール」は事前に用意された図形を選んでパスを作ることができるツールです。

  2. オプションバーで「パス」を選びます。「パス」は「シェイプ」と「ピクセル」の間にあるアイコンです。「パス」を選ぶと、描いた線や図形がパスとして保存されます。

  3. キャンバス上でパスを作ります。パスを作る方法は、選んだツールによって異なります。詳しい方法は、Photoshopのヘルプやチュートリアルを参照してください。

  4. パスを作ったら、「横書き文字ツール」または「縦書き文字ツール」を選びます。

  5. パスの上にカーソルを合わせると、カーソルが波線に変わります。このとき、パスの上でクリックして文字を入力します。文字はパスに沿って配置されます。

  6. 文字のプロパティや位置は、オプションバーやキャラクターパネルで調整できます。キャラクターパネルは、メニューバーから「ウィンドウ」→「キャラクター」で開けます。キャラクターパネルでは、以下のプロパティを設定できます。

  • フォント:文字の書体を選択できます。
  • フォントサイズ:文字の大きさを指定できます。
  • カラー:文字の色を指定できます。
  • 行間:文字の行間隔を指定できます。
  • 字間:文字の字間隔を指定できます。
  • 基準線シフト:文字の高さを調整できます。
  • 回転:文字の角度を調整できます。

文字に効果をつける

 

最後に、Photoshopで文字に効果をつける方法を見ていきましょう。Photoshopでは、「レイヤースタイル」や「フィルター」などの機能を使って文字に色や形、模様などを加えることができます。

 

レイヤースタイル

 

レイヤースタイルとは、レイヤーに対して適用する効果のことです。レイヤースタイルには、以下のような種類があります。

 

  • 影:レイヤーに影をつけることができます。影の色や角度、距離などを調整できます。

  • 内側影:レイヤーの内側に影をつけることができます。影の色や角度、距離などを調整できます。

  • 外光:レイヤーの外側に光を当てることができます。光の色や角度、距離などを調整できます。

  • 内側光:レイヤーの内側に光を当てることができます。光の色や角度、距離などを調整できます。

  • ベベルとエンボス:レイヤーに立体感を出すことができます。立体感の種類や深さ、方向などを調整できます。

  • サテン:レイヤーにシルクのような光沢を出すことができます。光沢の色や角度、距離などを調整できます。

  • カラーオーバーレイ:レイヤーに色を重ねることができます。色や不透明度、ブレンドモードなどを調整できます。

  • グラデーションオーバーレイ:レイヤーにグラデーションを重ねることができます。グラデーションの色や角度、スタイルなどを調整できます。

  • パターンオーバーレイ:レイヤーにパターンを重ねることができます。パターンの種類や不透明度、ブレンドモードなどを調整できます。

  • ストローク:レイヤーの外側に線を引くことができます。線の色や太さ、位置などを調整できます。

レイヤースタイルを適用するには、以下の手順に従います。

  1. レイヤーパネルでテキストレイヤーを選択します。

  2. レイヤーパネルの下部にある「fx」のアイコンをクリックします。

  3. 適用したいレイヤースタイルを選びます。複数のレイヤースタイルを適用することもできます。

  4. レイヤースタイルの設定画面が開きます。各効果のプロパティを調整します。

  5. 設定が終わったら「OK」をクリックします。

フィルター

フィルターとは、レイヤーに対して適用する加工のことです。フィルターには、以下のような種類があります。

 

  • ぼかし:レイヤーにぼかし効果をつけることができます。ぼかしの種類や強さなどを調整できます。

  • シャープ:レイヤーにシャープ効果をつけることができます。シャープの種類や強さなどを調整できます。

  • 歪み:レイヤーに歪み効果をつけることができます。歪みの種類や強さなどを調整できます。

  • ノイズ:レイヤーにノイズ効果をつけることができます。ノイズの種類や強さなどを調整できます。

  • ピクセレート:レイヤーにピクセル化効果をつけることができます。ピクセル化の種類や強さなどを調整できます。

  • レンダリング:レイヤーに光や影、テクスチャなどの効果をつけることができます。効果の種類やプロパティなどを調整できます。

フィルターを適用するには、以下の手順に従います。

  1. レイヤーパネルでテキストレイヤーを右クリックし、「ラスタライズ」→「テキスト」を選びます。ラスタライズとは、テキストやベクターなどのデータをピクセル化することです。ピクセル化すると、テキストの内容やプロパティを変更できなくなりますが、フィルターなどの加工ができるようになります。

  1. メニューバーから「フィルター」→「ぼかし」や「歪み」などのフィルターを選びます。

  2. フィルターの設定画面が開きます。各フィルターのプロパティを調整します。

  3. 設定が終わったら「OK」をクリックします。

Photoshopタイポグラフィを作るデザイン例

 

Photoshopタイポグラフィを作る方法を紹介しましたが、実際にどのようなデザインができるのでしょうか?ここでは、Photoshopで作られたタイポグラフィのデザイン例をいくつか紹介します。

 

レトロなタイポグラフィ

 

レトロなタイポグラフィとは、昔の雰囲気やスタイルを再現した文字デザインです。レトロなタイポグラフィでは、以下のような要素が使われます。

 

  • レトロなフォント:昔の広告やポスターなどに使われていたフォントを使います。例えば、アールデコアールヌーボーなどのスタイルのフォントや、手書き風やネオン風などのフォントがレトロな雰囲気を出します。

  • レトロな色:昔の印刷物や写真などに見られる色を使います。例えば、セピアやモノクロ、パステルカラーなどがレトロな色です。

  • レトロな効果:レイヤースタイルやフィルターなどを使って、レトロな効果をつけます。例えば、グラデーションやノイズ、ぼかし、歪みなどがレトロな効果です。

以下は、Photoshopでレトロなタイポグラフィを作ったデザイン例です。

 

[レトロなタイポグラフィのデザイン例]

 

このデザインでは、以下のようにしてレトロなタイポグラフィを作っています。

 

  • フォントは「Bebas Neue」や「Lobster」などのアールデコ風のフォントを使っています。

  • 色はセピアやパステルカラーを使っています。

  • 効果はグラデーションやノイズ、ぼかし、歪みなどを使っています。

ポップなタイポグラフィ

 

ポップなタイポグラフィとは、明るく楽しい雰囲気やスタイルを表現した文字デザインです。ポップなタイポグラフィでは、以下のような要素が使われます。

 

  • ポップなフォント:カジュアルで丸みのあるフォントや、装飾的で個性的なフォントを使います。例えば、コミック風やグラフィティ風などのフォントがポップな雰囲気を出します。
  • ポップな色:鮮やかで明るい色や、コントラストの高い色を使います。例えば、赤や黄色、青や緑などがポップな色です。

  • ポップな効果:文字に光沢や立体感、模様やアニメーションなどの効果をつけます。これらの効果は、文字に華やかさや動きを出すことができます。

以下は、Photoshopでポップなタイポグラフィを作ったデザイン例です。

 

[ポップなタイポグラフィのデザイン例]

 

このデザインでは、以下のようにしてポップなタイポグラフィを作っています。

  • フォントは「Comic Sans MS」や「Chalkduster」などのコミック風や手書き風のフォントを使っています。

  • 色は赤や黄色、青や緑などの鮮やかで明るい色を使っています。

  • 効果はレイヤースタイルやフィルターなどを使って、文字に光沢や立体感、模様やアニメーションなどをつけています。

Photoshopタイポグラフィを学ぶ方法

 

Photoshopタイポグラフィを作る方法やデザイン例を紹介しましたが、もっと詳しく学びたいという方はどうすればいいでしょうか?ここでは、Photoshopタイポグラフィを学ぶ方法をいくつか紹介します。

 

Photoshopのヘルプやチュートリアルを見る

 

Photoshopには、ヘルプやチュートリアルという便利な機能があります。ヘルプは、Photoshopの各機能や操作方法について説明してくれる機能です。

 

チュートリアルは、Photoshopの基本的な使い方や応用的なテクニックについて実際に操作しながら学べる機能です。これらの機能は、メニューバーから「ヘルプ」→「Photoshopヘルプ」または「チュートリアル」で開けます。

 

また、インターネットに接続していれば、Adobeの公式サイト やYouTube などでも多数のヘルプやチュートリアルを見ることができます。

 

Photoshopの書籍や雑誌を読む

 

Photoshopに関する書籍や雑誌も、タイポグラフィを学ぶ方法の一つです。書籍や雑誌では、Photoshopの基本から応用まで幅広く解説してくれるものがあります。また、デザインの事例やコラムなども参考になります。

 

書籍や雑誌は、書店や図書館、インターネットなどで入手できます。例えば、「Photoshopテクニックバイブル」 や「デジタルデザイン」 などがおすすめです。

 

Photoshopのオンライン講座やスクールに参加する

 

Photoshopに関するオンライン講座やスクールも、タイポグラフィを学ぶ方法の一つです。オンライン講座やスクールでは、プロの講師から直接指導を受けることができます。

 

また、他の受講者と交流したり、作品を発表したりすることもできます。オンライン講座やスクールは、インターネットで検索すれば多数見つかります。例えば、「Udemy」 や「TechAcademy」 などがおすすめです。

 

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まとめ

 

この記事では、Photoshopタイポグラフィを作る方法やデザイン例、学習方法などを紹介しました。Photoshopでは、文字ツールや変形ツール、レイヤースタイルやフィルターなどを使って文字に色々な効果をつけることができます。

 

また、レトロなタイポグラフィやポップなタイポグラフィなど様々なスタイルのタイポグラフィを作ることができます。

 

Photoshopタイポグラフィを学ぶ方法としては、ヘルプやチュートリアル、書籍や雑誌、オンライン講座やスクールなどがあります。Photoshopタイポグラフィを作ってみたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

Photoshopタイポグラフィを作ることは、文字に新たな魅力を与えるだけでなく、自分の表現力や創造力を高めることにもつながります。Photoshopタイポグラフィの世界を楽しんでください。

 

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【参考文献】

(1) 魅力的なタイポグラフィを使用したデザイン - Adobe Inc.. https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/how-to/get-great-fonts-design.html.
(2) 【Photoshop】文字を加工し立体的なタイポグラフィにする方法 .... https://tstreetband.com/2021/07/10/photoshop-29/.
(3) タイポグラフィとは?基本のルール・テクニックを紹介 - 2023/02 .... https://schoo.jp/matome/article/1605.
(4) タイポグラフィとは?初心者向けの作り方やデザイン例・学習 .... https://mo-la.jp/living/58405/.
(5) タイポグラフィとは?読みやすく美しい文字にする基本 .... https://www.dhw.ac.jp/faculty/graphic/typography/.

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